転職したいけれども、
なかなか再就職先が決まらない…。どうしたら決まるんだろう?
と悩んでいる方はいませんか?
再就職先が決まらないと、会社を辞められないし、精神的にもツライですよね。
そこでこの記事では、「再就職先が決まらない…」ときにやってほしいこと4選を、くわしくご紹介します。
転職を考える20代・30代・40代・50代の方、さらに男性・女性すべての方に伝えたいメッセージです。
・派遣会社の人事部で働き、社員採用にも携わった
・自分でも、転職エージェントを利用した転職を経験した
この経験を生かして「再就職が決まらない…」という悩みを解決できる内容になっています。
「早く再就職を決めて、次への一歩を踏み出したい!」というときは、ぜひご覧ください。
再就職先が決まらないときにやってほしいこと4選!すべて無料!
まずは、再就職先が決まらないときに”やり方を変えたほうが良い理由”と、”やってほしいこと4選”のご紹介です。
前提:これまでのやり方を変えないと結果は変わらない
まず前提として覚えてほしいのは、「これまでのやり方を変えないと結果は変わらない」ということ。
再就職先が決まらない理由はさまざまです。
たとえば、次のような理由があるかと思われます。
- 企業が求めている人物像に見合っていない
- 企業が求めているスキルを持っていない
- 履歴書など提出書類の出来がイマイチ
- 面接でしっかりとアピールできていない
- いいところと選り好みして、なかなか応募ができない
- 40代・50代だと年齢制限で応募できる企業が見つからない などなど…
ただ、上記のどの理由があるにせよ、再就職先が決まらないなら、やり方を変えなければ結果は変わりません。
”同じやり方”で再就職先を探し続けても、ずっと決まらないままです。
今回ご紹介する方法は、すべて無料でできるものばかり。
ぜひ、ひとつずつ試してみてください。
◆「仕事探しの方法がわからない」というときは、記事「失敗しない「仕事探しの方法」!みんなどうやって仕事探してるの?」をご覧ください。
再就職先が決まらないときにやってほしいこと4選!すべて無料!
「再就職先が決まらないときにやってほしいこと4選」はこちらです。
- 転職エージェントを利用する
- 転職サイトを利用する
- ハローワークに登録して求人を探す
- 友人・知人のコネ・ツテをすべて利用する
4つとも、すべて無料で行えます。
できれば、上記1→4と上から順番に試してください。
「転職エージェントで決まらなければ、転職サイトへ」といった具合です。
なぜなら上記1の転職エージェントでは、履歴書などの提出書類の添削や、面接指導までやってくれるため。
書類添削や面接対応は、いくら自分で「良くしよう」と思っても限界があります。
第三者に見てもらうことが一番!
再就職が決まるようにまずは基本を固めて、そこからどんどん求人を探しましょう。
◆もし「どんな仕事をしたいかわからない」と悩んでいるなら、記事「「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうする?」が参考になります。
◆もし「何がしたいかわからない」ときは、記事「「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしい2つのこと!」で対処法をご紹介しています。
【やってほしいこと1】転職エージェントを利用する
再就職先が決まらないときにやってほしいこと、1つめは「転職エージェントを利用する」です。
転職エージェントを利用するべき理由
転職エージェントを利用するべき理由はこちらです。
- キャリアの相談ができる
- 次の仕事の提案をしてもらえる
- 履歴書や職務経歴書の書き方をサポートしてもらえる
- 面接の練習ができる
- 面接日を調整してもらえる
- 求人を出した会社のくわしい内情を教えてもらえる
- 給料など条件面での会社側との交渉をしてもらえる などなど…
これだけのサポートをしてくれて無料ですから、ホントおどろきです…。
(ちなみに転職エージェントには、就職先から料金が支払われるので、求職者は無料になります)
とくに上記3・4は貴重です。提出書類と面接は、自己流はゼッタイNG!第三者に見てもらって修正すると、見違えるほど良くなりますよ。
僕のまわりの転職希望者でも、「転職エージェントは利用したことがない」という人が結構います。
上記サービスが受けられるのに、とてももったいないので、ぜひ利用してください。
また転職エージェントでは、サービス(事業者)ごとに「得意・不得意な業種、職種、地域」があります。
できれば2社以上のエージェントサービスに登録して、さまざまな業種、職種、地域の求人に応募しましょう。
おすすめの転職エージェント3選
おすすめする転職エージェントは、次の3つです。
[おすすめ転職エージェント1]doda(デューダ)エージェントサービス
まず最初にご紹介するおすすめ転職エージェントは、「doda(デューダ)エージェントサービス」です。
前述のとおり、dodaは「転職サイト」と「転職エージェント」の両方を1サイトで兼ねています。
ですから「転職サイト」に登録するとき、「パートナーエージェントサービス □希望する」にチェックを入れておけば、「転職エージェント」も利用可能です。
共通サイトですから、とにかく使いやすい!
「エージェントサービス」もどんどん利用しましょう
[おすすめ転職エージェント2]RECRUIT AGENT(リクルートエージェント)
2つめのおすすめ転職エージェントは「リクルートエージェント」です。
やはり「リクナビNEXT」と同じで、こちらも業界最大級の求人数を誇ります。
ネット上に公開しない「非公開求人」が、2021年3月時点で10万件以上だそう。
職務経歴書をカンタンにつくれる「職務経歴書エディター」や、面接の通過率を高める「面接力向上セミナー」などの独自コンテンツもぜひ利用したいですね。
他のサイトではみつからない会社も、ここならみつかるかも!
登録して、前述の「1点豪華基準」で考えた希望を伝えて、ドンドン紹介してもらいましょう
[おすすめ転職エージェント3]パソナキャリア
おすすめ転職エージェントの3つめは「パソナキャリア」。
全国的な派遣会社としても有名な、パソナが運営する転職エージェントです。
業界・職種別にチーム体制を整えており、求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、年収交渉まで、トータルで転職をサポート。
求人件数は未公開をふくめて50,000件以上、取引実績企業は16,000社以上という多さです。
また、2021年オリコン顧客満足度調査の「転職エージェント」ランキングで総合第1位を獲得。
利用のしやすさ・担当者の対応・紹介案件の質・交渉力などで1位をとっていますので、安心して利用してください。
転職後の年収アップ率が67.1%というのもすごい。ぜひ給料アップをねらってみましょう。
◆「20代向けのおすすめ転職エージェント」は、記事「【20代向け】おすすめ転職エージェントはコレ!」でご紹介しています。
【やってほしいこと3】転職サイトを利用する
再就職先が決まらないときにやってほしいこと、3つめは「転職サイトを利用する」です。
転職サイトを利用するべき理由
転職サイトを利用するべき理由はこちらです。
- 全国の求人を確認できる
- 登録することで、未公開の求人を見ることができる
大手から中堅・中小企業まで、さまざまな企業の求人を見ることができます。
転職サイトも無料ですので、登録しての利用がおすすめ。
また転職サイトにも、サービス(事業者)ごとに「得意・不得意な業種、職種、地域」があります。
できれば2社以上のサイトに登録して、さまざまな業種、職種、地域の求人に応募しましょう。
おすすめの転職サイト2選
おすすめする転職サイトは、次の2つです。
[おすすめ転職サイト1]doda(デューダ)
まず最初にご紹介するおすすめ総合型転職サイトは、おなじみ「doda(デューダ)」です。
転職情報雑誌からの長い歴史があり、求人数もトップクラス。
さらに、適正年収がわかる「年収査定」や、転職できる可能性のある会社がわかる「人気企業300社の合格診断」、強み・弱みや可能性がわかる「キャリアタイプ診断」など、コンテンツもそろっています。
また最大の特徴が、「転職サイト」と「転職エージェント」の両方を1サイトで兼ねていること。
他サイトでは「転職サイト」に登録 → 「転職エージェント」にも登録と、それぞれで情報を入力する必要がありますが、「doda(デューダ)」ならそれが1回で済みます。
転職サイトとエージェント、両方の利用を勧める僕としては、イチバンのおすすめサイトです
[おすすめ転職サイト2]リクナビNEXT
2つめのおすすめ総合型転職サイトは、「リクナビNEXT」です。
リクルートグループが運営するサイトで、その特徴は日本最大級の求人数。
しかもその8割ほどは、リクナビだけの限定求人ですので、やはりこちらも押さえておきたいですね。
しかもその情報のなかから、AIで自分にピッタリな求人を選んでくれます。
また、30分の診断で5つの強みを教えてくれる「グッドポイント診断」も搭載。
言語化してくれるのは、会社に応募する際の「アピール材料」になるので助かりますね。
毎日、求人をながめて、頭を「転職脳」にするのがオススメ。
それでも求人はつねに更新されるので、いいところがあったら飛びつきましょう
【やってほしいこと3】ハローワークに登録して求人を探す
再就職先が決まらないときにやってほしいこと、3つめは「ハローワークで書類の添削などを依頼する」です。
ハローワークに登録して求人を探すべき理由
ハローワークに登録して求人を探すべき理由はこちらです。
「転職エージェント」や「転職サイト」といった、有料の媒体に出していない求人を見られるため
記事をここまで読んでいただくと、
「転職エージェント」や「転職サイト」を利用すれば、ハローワークは必要ないんじゃない?
と思うかもしれません。
じつは「ハローワークへの求人登録」は、企業は無料で行えます。
一方、「転職エージェント」や「転職サイト」への求人登録は有料。
そのため、ハローワークにしか求人を出さない企業もあります。
希望する企業を探すためには、少しでも間口は広げておくべき。
ぜひハローワークにも登録して、利用しましょう。
ハローワークインターネットサービスでも、全国の求人を見られるようになりました。ただし、「公開する」を選んだ企業の情報しか見られません。
【やってほしいこと4】友人・知人のコネ・ツテをすべて利用する
再就職先が決まらないときにやってほしいこと、4つめは「友人・知人のコネ・ツテをすべて利用する」です。
友人・知人のコネ・ツテをすべて利用するべき理由
友人・知人のコネ・ツテをすべて利用するべき理由はこちらです。
- あなたが働きたい企業とつながっている可能性があるため
- とくに地方では、現在でもコネでの入社が行われるため
少しでも再就職の可能性があるなら、ぜひ試しておきましょう。
また、友人・知人に紹介を頼むときのポイントはこちら。
- 友人や知人といった、”つながりが弱い”人に頼む
- 家族や親族など、自分に近い(つながりが強い)人には紹介を頼まない
「つながりが強い」と、紹介する方・される方のどちらも、「絶対にうまくやらないと」と気合が入ります。
その結果、気合が空回りして、うまくいかないことが多いようです。
ですが「つながりが弱い」場合は、友人・知人は企業に「知り合いにこういう人がいるんですが、興味ありますか?」と軽く紹介できます。
友人・知人は「あとはそちら(企業側)が判断してね」と突き放せる。
入社がうまくいってもいかなくても、友人・知人に責任は発生しないので、紹介しやすいのです。
最近連絡をとっていなかった友人などでもOK。希望する企業の社員につながっていそうなら、どんどん連絡してみましょう。
◆「就職・転職活動をして/実際に働いて”正社員は無理だった…”」という方へのアドバイスは、記事「「正社員は無理だった…」という人に伝えたいこと」でご紹介しています。
まとめ:「再就職先が決まらない…」なら4つのことを試しましょう
この記事では、「再就職先が決まらない…」ときにやってほしいこと4選を、くわしくご紹介しました。
うまくいかないときは、これまでのやり方を変えるべき。
ぜひ記事を参考に、4つのことを試してもらって、再就職先を見つけましょう。
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参考文献
この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。
- 書籍 林智之・著『職場の法律トラブルと法的解決法158』三修社