もう仕事を辞めたい…。でも、何がしたいかわからないんだよな…。
こう悩む方に向けた記事です。
次の一歩を踏み出せないので、毎日はたらくのもツラくなってしまいますよね。
そこでこの記事では、「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしい2つのことをご紹介します。
働く20代・30代・40代・50代の方、さらに男性・女性すべての方に伝えたいメッセージです。
自分の次のような経験を生かして、「仕事辞めたい…、でも何がしたいかわからない…。」という悩みが解決する記事となっています。
- 派遣会社の人事部で働き、社員採用にも携わった
- 自分でも、転職エージェントを利用した転職を経験した
- 正社員の転職を5回くり返し、WEBライターとして独立した
「何がしたいのかを知って、次の一歩を踏み出したい!」というときは、ぜひご覧ください。
「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしい2つのこと
まずは、「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしいことをご紹介します。
前提:「何がしたいかわからない」のは”いろいろ試していない”から
「試してほしいこと」をご紹介する前に、前提として知ってほしいポイントがこちらです。
「何がしたいかわからない」のは、”いろいろ試していない”から
何も試さずに、ただ雑誌を読んで「自分にはこの仕事しかない!」とわかることはありません。
これはなぜかというと、人間は「自分の身体感覚と経験したものからしか、好き嫌いがわからない」ため。
この性質については、「勝間式生き方の知見」などたくさんの著書をもつ勝間和代さんが、動画でわかりやすく解説してくれています。
「何がしたいかわからない」人に足りないのは、体験・経験すること。
とにかくたくさん体験・経験を重ねることで、「自分はこれがしたい!」とわかってきます。
体験・経験するための方法は、以下でご紹介します。
◆「なぜ体験が重要なのか」は、記事「「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうする?」でくわしくご紹介しています。
〈試してほしい①〉少しでも「面白そう」と思ったことをはじめてみる
「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしいこと、1つめは「少しでも「面白そう」と思ったことをはじめてみる」です。
仕事に関係あろうが、なかろうが、とにかく「面白そう」と思ったなら、何でもはじめてみましょう。
たとえば、次のようなものはどうでしょう?
山登り、e-ゲーム、ボランティア、テーマパーク巡り、読書、バー巡り、家庭菜園、観葉植物、マンガ喫茶巡り、着付け、水泳、ジム、キックボクシング、プラモデル、ジオラマ、メイク、株、投資、マラソン、カメラ、ドライブ、キャンプ、バーベキュー、熱帯魚、テラリウム、プロレス観戦 などなど…
そして実際に試したら、「ココが面白い!」・「ココが面白くない!」をノートにメモしていきましょう。
どんどん試していくと、自分が「面白い」と思えるものはもちろん、「自分がどんなことを面白い(面白くない)と感じるのか」もわかります。
すると「〇〇がしたいから、転職したい」と思えるように。
お金がかからないことからでOKなので、どんどん試しましょう。
〈試してほしい②〉副業をはじめてみる
「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしいこと、2つめは「副業をはじめてみる」です。
前項では「面白そうと思えることを試す」とご紹介しましたが、これだけだと「いつ仕事に結びつくの?」と不安になることも。
ですので、実際に仕事につながる可能性が高い「副業」をはじめることで、その不安はなくせます。
副業も「面白そう」と思ったことを、どんどん試してください。
そして「これを仕事にしたい!」というものが見つかったら、転職・独立してみましょう。
副業をはじめるポイント
副業をはじめるポイントは、「お金をかけずにはじめる」です。
試してみて、「これは違うな」と思ったら、ヤメて次を探します。
そのなかで「これは続けたい」と思うものが見つかったら、スクールに通うなどして本格的に学びましょう。
たとえば、プログラミングなら…
1.まずは本を買ってきて、自分なりに勉強してみる
2.「もっと続けたい」と思ったら、スクールなどで本格的に学ぶ
3.クラウドワークスなどで仕事を請け負ってみる
ちなみに、20代の方へのおすすめプログラミングスクールは「ProgrammerCollege」。
受講料が無料で、未経験者からでもITエンジニアが目指せます。
「仕事辞めたい…」気持ちはどうすべき?
次に、「仕事辞めたい…」という気持ちはどうすべきなのか、その対処法をご紹介します。
〈対処法①〉「なぜ仕事を辞めたいのか?」を書き出してみる
「仕事辞めたい…」という気持ちへの対処法、1つめは「「なぜ仕事を辞めたいのか?」を書き出してみる」です。
書き出すときのポイントはこちら。
大きな事柄から細かいことまで、とにかく「ここがイヤだから辞めたい点」をすべて書き出す
「自分の思い」を言語化すると、なにごとも冷静に対応できることが可能です。
もしかすると、この時点で「自分は、こんなことで辞めたいと思ってたのか?うーん、、まだ居てもいいかな?」と思えるかもしれません。
そう思えないときは、対処法②に進んでください。
〈対処法②〉書き出した項目の上位5点について「自分ができること」を考える
「仕事辞めたい…」という気持ちへの対処法、2つめは「書き出した項目の上位5点について「自分ができること」を考える」です。
小さなことでもいいので、「少しでも自分ができること」を考えます。
たとえば、「課長がいつも怒っている」なら、「報告書をいつもより早く提出する」「毎朝、元気にあいさつする」など。
こう考えると、「意外と、自分にもできることがある」とわかるはずです。
すると、「会社辞めたい」から「もうちょっと何とかしてみよう」と思えるかもしれません。
これで、前述の「面白いこと・副業をやってみる」という期間も、耐えられるのではないでしょうか?
「何がしたいかわからない」まま仕事を辞めてもいい?
次に、”「何がしたいかわからない」まま仕事を辞めてもいいのか”について、解説します。
「何がしたいかわからない」まま仕事を辞めるのはモッタイナイ!
「何がしたいかわからない」まま仕事を辞めるのは、とてもモッタイナイです!
「何がもったいないか?」と言うと、「お金」と「時間」がモッタイナイ。
「何がしたいかわからない」けれど、すばらしいスキルがあるので、すぐに転職先が見つかるなら話は別。
ですが、スキルが標準的な人なら、そうそう転職先は見つかりません。
すると無職の期間が発生して、お金がもったいない。
しかも無職の期間に「好きなこと」をやっているヒマなどないでしょうから、試すこともできません。
これでは「好きなこと」を試す時間が先延ばしされてしまい、その時間ももったいない。
「職場がブラックすぎて、心身ともに危険」というケース以外なら、「何がしたいかわからない」まま仕事を辞めるのは、モッタイナイのでやめましょう。
せめて「これは好きかも」がわかってから辞めるのがオススメ!
「仕事を辞めたい」と思っても、せめて「これは好きかも」がわかってから辞めるのがオススメです。
「辞める前に、好きと思えることを探してみよう」と考えると、今の職場にも希望が出ませんか?
職場にいることの「目的」ができるため、今までのような「つまらない…、辞めたい…」とは違うはず。
仕事は”そこそこ、無難にこなす”でOK。
仕事以外の「面白いこと・副業をやってみる」を楽しみましょう。
◆「仕事ができないから辞めたい…」という方へのアドバイスは、記事「「仕事ができないから会社辞めたい」はNG!」でご紹介しています。
「何がしたいかわからない」まま転職するとどうなる?
記事の最後に、”「何がしたいかわからない」まま転職するとどうなるのか”について、ご紹介します。
転職をくり返してしまう可能性大です
「何がしたいかわからない」まま転職すると、そのまま転職をくり返してしまう可能性大です。
なぜなら、「何がしたいかわからない」人は、「自分が何が好きなのか」もよくわかっていないから。
「何が好きなのか」もわかっていないと、その会社の良い点も見つけられません。
会社の良い点が見つけられないから、少しでもイヤなことがあれば「辞めたい」となってしまう。
このくり返しです。
そして年齢と転職回数を重ねるほど、転職先が見つからなくなってしまいます。
こんなことが起こらないよう、前述の「面白いこと・副業をやってみる」をぜひ試してください。
もし辞めてしまったら「一点豪華基準」を見つける
もし「何がしたいかわからない」まま、会社を辞めてしまったときは、「一点豪華基準」を見つけましょう。
「一点豪華基準」で企業を選べば、
残業が多いし、仕事もキツくて大変…。でも「給料がバカ高い」から、まあしょうがない。ガンバるぞ!
として、不満があっても納得できるのです。
ぜひ次項を参考に、あなたの「一点豪華基準」を探してみましょう。
ちなみに僕の一点豪華基準は「出勤しないでOKな仕事・会社」。現在のメインの仕事である”WEBライター”は、基準にピッタリ合っています。
転職エージェントの利用もおすすめです。
- doda(デューダ)エージェントサービス(転職者満足度No.1のサービスです)
- リクルートエージェント(転職者支援実績No.1のサービスです)
- パソナキャリア(オリコン顧客満足度調査4年連続No.1のサービスです)
◆「20代向けのおすすめ転職エージェント」は、記事「【20代向け】おすすめ転職エージェントはコレ!」でご紹介しています。
◆「一点豪華基準での仕事探し」については、記事「失敗しない「仕事探しの方法」!みんなどうやって仕事探してるの?」でくわしくご紹介しています。
◆「イヤなことを避ける」を基準にするという方法も。くわしくは、記事「”仕事の選び方”がわからない人へ」でくわしくご紹介しています。
まとめ:「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ならとにかく試しましょう
この記事では、「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしい2つのことをご紹介しました。
いろいろと体験・経験していると、自分の好みがどんどんわかってきます。
ぜひ記事を参考に、「面白いこと・副業をやってみる」を試してみましょう。
〈こちら↓の記事もおすすめです〉
・「会社のことをどこかに相談したい」ときは…会社・仕事の悩みの相談先を紹介
・「次の会社をさがしたい」ときは…失敗しない転職先の探し方・見つけ方!
・「派遣社員ではたらきたい」ときは…「派遣社員になりたい!」ときはどうする?
参考文献
この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。
- 書籍 ちきりん・著『ゆるく考えよう』文庫ぎんが堂