会社・仕事がツラいときは、誰かに相談しましょう!一人で悩まないでください

「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうする?辞める前提で”体験”しよう【自己分析も必要なし!】

「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうする?自己分析も必要なし!辞める前提で体験しましょう 転職

就職・転職を考えている方で、

自分がどんな仕事をしたいかわからない…。

と悩んでいる方に向けた記事です。

「いったいどんな仕事がいいんだ…」と悩んでいると、転職したくても動けなくなっちゃいますよね。

でも、悩んでいる期間はとてももったいない。

そこでこの記事では、「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうすればいいのか、”自己分析・適職診断”も必要ない方法をご紹介していきます。

新卒の就活生さんだけでなく、転職を考える20代・30代・40代・50代の方、さらに男性・女性すべての方に伝えたいメッセージです。

しゅう
しゅう

・派遣会社の人事部で働き、社員採用にもたずさわった
・自分でも、転職エージェントを利用した転職を経験した

この経験を生かして「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」という悩みを解決できる内容になっています。

「転職を進めるきっかけをつかみたい!」というときは、ぜひご覧ください。

こちらの記事もお役に立ちます

・「会社のことをどこかに相談したい」ときは…会社・仕事の悩みの相談先を紹介
・「次の会社をさがしたい」ときは…失敗しない転職先の探し方・見つけ方!
・「派遣社員ではたらきたい」ときは…「派遣社員になりたい!」ときはどうする?

※この記事には広告が含まれる場合があります

  1. 「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうする?
    1. 結論:とにかく”体験する”しかありません!自己分析・適職診断も必要なし!
    2. 自分に合ったモノを探すには”経験する”しかない
    3. 会社を”辞める前提”で体験しましょう
    4. 「給料が良い」など大切な条件を優先させてもOK(一点豪華基準のこと)
  2. 「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときの仕事のはじめ方
    1. 〈はじめ方①〉「これまで経験してやりたくないこと」をリストアップする
    2. 〈はじめ方②〉「やりたくないことリスト」をもって転職エージェントで相談する
    3. 〈はじめ方③〉派遣会社にも登録して探してみる
    4. 就活生ならインターンとして働く
  3. 「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときに働きはじめてからやってほしいこと
    1. 〈やってほしいこと①〉会社・仕事の良い点・悪い点をひたすらメモする
    2. 〈やってほしいこと②〉半年ほど働いたら継続・退職を判断する
    3. 〈やってほしいこと③〉退職するなら「自分が大切にしたいこと」をはっきりさせて次の会社を探す
  4. サラリーマンとフリーランスのどちらが良いか迷ったら…
    1. 会社ではたらきながら副業をやってみる
    2. 就活生で「サラリーマンとフリーランスのどちらが良いか」迷ったら
  5. まとめ:「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」なら、戦略をもって体験していきましょう
  6. 参考文献

「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうする?

まずは、「どんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうすればよいのかを、ご紹介します。

結論:とにかく”体験する”しかありません!自己分析・適職診断も必要なし!

結論としては、「どんな仕事をしたいかわからない…」なら、とにかく”体験する”しかありません。
自己分析や適職診断も必要なし!(というか「あまり意味がない」です)

多くの方は「自分はどんな仕事をしたいんだろう?」と、まず考えますよね。
でも「考えた結果、適職がみつかった!」なんて人は、見たことがありません

しゅう
しゅう

僕もたくさんの本を読んで自己分析しましたが、適職には出会えず。結局「自分は一人でのんびりやるWebライティングが向いている」と、副業で実際にやってみて、はじめて気づけました

「体験するしかない理由」や「仕事のはじめ方」は後述しますので、まずは「体験にまさるものはない」と覚えてください。

自分に合ったモノを探すには”経験する”しかない

仕事だけに限らず、自分に合ったモノを探すには”経験する”しかありません

これは、「勝間式生き方の知見」などたくさんの著書をもつ勝間和代さんが、動画でわかりやすく解説しています。

勝間さんの動画のポイントはこちら。

・なぜ私たちは経験からしかものを理解できないのか。それは私たちが、身体感覚ですべてのモノを考えているから
・動物というのは、自分の身体感覚経験したものからしか判断の材料に使えない

勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube より

また、「やってみないとわからない」ことを裏付けるものとして、「クォーターバック問題」があります。

クォーターバック問題
  • 大学のアメフトリーグで活躍したクォーターバックが、NFL(アメフトのプロリーグ)でも活躍できるとは限らない
  • 結局は、実際にプロ選手として雇ってチームでプレーさせてみるまでは、活躍できるかどうかはわからない

やってみる(経験・体験する)」こと以外には、その場所が自分に合っているかどうかはわからないのです。
これが、僕が「自己分析や適職診断も必要なし!」という理由。

しゅう
しゅう

やりたいことが漠然とし過ぎているなら、「自己分析で的をしぼる」という方法もあります。ただ、実施することで「やってみたら面白い」ことに出会う可能性をなくしているかもしれません。

考えてもわかりません。
考える前に行動しましょう。

会社を”辞める前提”で体験しましょう

「体験するために仕事をする」というと、

でも、実際に会社で働いてから、「これは違う」と思ったらどうするの?

こんな疑問が出ますよね。

そこであらかじめ、「いくつかの仕事を体験してみよう」と考えてください。
つまり、会社を”辞める前提”で体験するということ。

会社側からすれば、不謹慎ふきんしんきわまりない考えです。
ですが、「これだ!」という仕事(会社)に出会えれば、その会社では”かけがえのない人材”になるはず。

そう考えて、前向きに体験していきましょう。

◆もし「何がしたいかわからない」ときは、記事「「仕事辞めたい…でも何がしたいかわからない…」ときに試してほしい2つのこと!」で対処法をご紹介しています。

「給料が良い」など大切な条件を優先させてもOK(一点豪華基準のこと)

ここまで、「体験して自分がやりたいことを探す」ことの重要性をご紹介しました。
ですが、

私はそこそこ給料が良ければ、「自分がやりたい仕事」じゃなくてもいいな。

という人もいますよね。
こういった人は、「自分が大切と思う条件」を優先させればOKです。

僕は転職には「一点豪華基準」が有効だと考えます。

一点豪華基準とは?
  • 一点豪華基準」とは、社会派ブロガーのちきりんさんが本『ゆるく考えよう』で紹介する考え方
  • 自分で「これが大事!」と思うひとつの基準を、なにより優先させて、それ以外はトコトン目をつぶるというもの
  • たとえば、「仕事が面白いならOK!」と考えるなら、残業が多く・転勤も多く・給料が安くてもガマンする

この記事は、「自分がやりたい仕事をしたい」が最重要基準という方に向けた内容です。

もし、ほかに優先したい基準があるなら、そちらを叶える方法を考えてみましょう。

◆「一点豪華主義の決め方」は、記事「一体みんなどうやって仕事探してるの…?失敗しない「仕事探しの方法」!」でご紹介しています。

「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときの仕事のはじめ方

次に、「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときの仕事のはじめ方をご紹介します。

〈はじめ方①〉「これまで経験してやりたくないこと」をリストアップする

まずは、「これまで経験してやりたくないこと」をリストアップします。
リストアップのポイントはこちら。

  • 実際に経験して、そのうえで”やっぱりイヤだ”と思うことをリストに入れる
  • 経験せず”なんとなくイヤだな”ということはリストに入れない

ここでも、前項でご紹介した「自分に合ったモノを探すには”経験する”しかない」が重要です。

多くの人は「営業って大変そうだからやりたくないな」と思いますが、そのうち何割かは「やってみたら自分に合うかも!」と思うもの。

経験せずに”なんとなくイヤ”といって遠ざけるのは、自分の才能の芽をつぶしているかもしれません

実際に経験して、そのうえで「イヤ」というものを挙げていきましょう。

◆「「イヤなことを避ける」を仕事選びの基準にすべき理由」は、記事「”仕事の選び方”がわからない人へ」でくわしくご紹介しています。

〈はじめ方②〉「やりたくないことリスト」をもって転職エージェントで相談する

次に、「やりたくないことリスト」をもって、転職エージェントで相談しましょう
短期の仕事」や「契約社員」として探してもらうと、退職の手間をはぶくことができます。

転職エージェントを利用すれば、「この”やりたくないこと”をやらない仕事を紹介してください」と、担当者に相談できます。
しかもすべて無料

エージェントの担当者は、紹介先企業にも実際に訪問します。
ですから、その企業の仕事内容や雰囲気は、ある程度つかんでいます。

また、転職エージェント側としても、紹介してから辞められると、紹介料は減るし評判も下がります。
そのため、「やりたくないこと」がはっきりしていれば、紹介もしやすくなるんです。

しゅう
しゅう

僕も以前、実際に転職エージェントを利用して、全国規模の企業に転職できました。転職を考えている方は、登録して損はありませんよ。

記事「失敗しない転職先の探し方」でもご紹介するとおり、複数のサービスに登録すると、より探しやすくなるので、お試しください。転職エージェントのおすすめはこちらです。

しゅう
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ただし、転職エージェントに「辞めることが前提です」と伝えてはいけません。さすがに、会社を紹介されなくなってしまいます。

◆「20代向けのおすすめ転職エージェント」は、記事「【20代向け】おすすめ転職エージェントはコレ!」でご紹介しています。

◆転職エージェントや転職サイトの利用など、「再就職先が決まらないときにやってほしいこと」は、記事「「再就職先が決まらない…」ときにやってほしいこと4選」でくわしくご紹介しています。

〈はじめ方③〉派遣会社にも登録して探してみる

もし、「派遣社員として働くほうが気分的にラク」というときは、派遣会社にも登録して探してみましょう。

派遣会社に登録し、担当者に”やりたくないことリスト”を渡して相談します。
短期の仕事」を希望して、さまざまな仕事を紹介してもらいましょう

派遣会社も得意・不得意があるので、複数に登録すると、派遣先が見つかりやすくなります。派遣会社のおすすめはこちら。

  • ランスタッド(92万人以上が登録している大型派遣会社です)
  • アデコ(友人・知人におすすめしたい派遣会社No.1です)
  • マイナビスタッフ(テレビコマーシャルでもおなじみの派遣会社です)

就活生ならインターンとして働く

上記①~③は社会人の方向けでしたが、就活生さんならインターンとして働きましょう

やってみたい仕事、興味のある会社があれば、どんどんインターンを申し込んでください。
1週間~1ヶ月ほどの「短期インターンシップ」なら、その仕事・会社のことをだいぶつかめます

アルバイトでもいいですが、インターンでしか入れないような会社が多数。
せっかく利用できるのであれば、まずはインターン制度を利用して、体験を重ねてください。

「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときに働きはじめてからやってほしいこと

次に、「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときに、働きはじめてからやってほしいことをご紹介します。

〈やってほしいこと①〉会社・仕事の良い点・悪い点をひたすらメモする

働きはじめてからやってほしいことの1つめは、「会社・仕事の良い点・悪い点をひたすらメモする」です。

ただ漠然ばくぜんと働いてはいけません。
あくまでも「自分のやりたい仕事を見つけるために体験している」ことを忘れないでください。

メモするときは、とくに「自分の感情が動いたこと」をメモすると効果的。
「すごく嬉しかった」、「すごく楽しかった」、「すごく腹が立った」、「すごくくやしかった」ことをノートなどに書いていくと、「自分はどんなことが好きか、嫌いか」がわかります

〈やってほしいこと②〉半年ほど働いたら継続・退職を判断する

働きはじめてからやってほしいことの2つめは、「半年ほど働いたら継続・退職を判断する」です。

判断は、ひたすらメモした「会社・仕事の良い点・悪い点」を見ながら行います
「会社・仕事の良い点・悪い点」が、メモしてわかった「自分はどんなことが好きか、嫌いか」をカバーできるどうかで判断しましょう。

  • 嫌いなことがガマンできるほど、会社・仕事に好きな点がある
    継続する
  • 好きな点がガマンできないほど、会社・仕事に嫌いな点がある
    退職する

〈やってほしいこと③〉退職するなら「自分が大切にしたいこと」をはっきりさせて次の会社を探す

もし退職するなら、メモしてわかった「自分はどんなことが好きか、嫌いか」のなかから、「会社(仕事)でとくに大切にしたいこと」をはっきりさせて、そのうえで次の会社をさがしましょう

しゅう
しゅう

前述した「一点豪華基準」をハッキリさせるというイメージですね。

「自分が大切にしたいこと」をはっきりさせずに退職すると、いつまでも会社・仕事に満足できず、転職ばかりをくり返してしまいます。

次の会社は、「やりたくないことリスト」と、ハッキリさせた「一点豪華基準」をもとに探せば、働きやすいところを見つけやくなりますよ。

サラリーマンとフリーランスのどちらが良いか迷ったら…

記事の最後に、サラリーマンとフリーランスのどちらが良いか迷ったらどうすればよいのか?についてご紹介します。

会社ではたらきながら副業をやってみる

結論は、「会社ではたらきながら副業をやってみる」です。

フリーランスの仕事を、副業としてはじめてみましょう。
副業として小さく体験してみる」ことで、次のようなことがわかります。

  1. 会社に所属しないフリーランスという立場に耐えられるか
  2. その仕事に向いているか
  3. その仕事でいくらくらい稼げるか
  4. その仕事をするにはどんなモノが必要か
しゅう
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僕もまずは、会社ではたらきながら、副業としてWEBライターをはじめました。半年くらい副業をやって、「これならイケる」と判断してから会社を辞めています。

絶対にやってはいけないのが、「まず会社を辞めてしまう」こと

会社でも、そこそこの成績を残したんだから、独立してもやっていけるでしょ!

なんていう人は、失敗する可能性大!
会社でそこそこの成績を残せたのは、「会社に所属していたから」かもしれません。

まずは副業で、「会社から離れても成績を残せるか」を確かる。
そして「イケる!」と思ったら、そこで会社を辞めてフリーランスになりましょう。

◆「就職・転職活動をして/実際に働いて”正社員は無理だった…”」という方へのアドバイスは、記事「「正社員は無理だった…」という人に伝えたいこと」でご紹介しています。

就活生で「サラリーマンとフリーランスのどちらが良いか」迷ったら

就活生さんで、「サラリーマンとフリーランスのどちらが良いか」迷ったら、まずはサラリーマンになりましょう

今はランサーズなどのクラウドソーシングサービスで、在学中でも仕事を請け負うことができます。
すでに仕事を請け負う経験をして、フリーでいけると思ったら、迷わずフリーランスになっているはずです。

サラリーマンとフリーランスで迷うということは、フリーランスを経験していないか、稼げていないということ。

それならば、まずは会社に勤めて、安定して給料をもらう
そのうえで、前項のとおり副業でフリーランスの仕事を体験する

すると、生活費に困ることなく、フリーランス(とその仕事)が自分に合っているかをしっかり経験することができます

まとめ:「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」なら、戦略をもって体験していきましょう

この記事では、「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」ときはどうすればいいのか、”自己分析・適職診断”も必要ない方法をご紹介してきました。

漠然ばくぜんと働いてはわからなくても、意識していれば「自分のこと」がわかってきます。
ぜひ記事を参考に、「自分がどんな仕事をしたいかわからない…」なら、戦略をもって体験していきましょう。

〈こちら↓の記事もおすすめです〉
・「会社のことをどこかに相談したい」ときは…会社・仕事の悩みの相談先を紹介
・「次の会社をさがしたい」ときは…失敗しない転職先の探し方・見つけ方!
・「派遣社員ではたらきたい」ときは…「派遣社員になりたい!」ときはどうする?

参考文献

この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。

  • 書籍 ナシーム・ニコラス・タレブ・著『身銭を切れ』ダイヤモンド社
「転職で失敗したくない!」という人は →
転職成功に必須のサービス紹介
「転職で失敗したくない!」という人は →
転職成功に必須のサービス紹介
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